村田のやつ109話
108話の感想で、サイタマの寸止めを見た観客はどう思ったのか、ジェノスの時同様寸止めされた本人しか、このパンチの強さはわからなそうだが。と書いたが、今回では観客達が「今の見たかよ!!?」「すげぇ!あんなのみたことねぇ!!」と盛り上がっていた。
サイタマが評価されるのは嬉しいので良いことだ。
しかし、スイリューの蹴りにより、サイタマのカツラの着用がバレてしまった。これによってレフェリーの判断でサイタマは失格になってしまった。サイタマが優勝は100%ないと思ったから、この展開は予想はできた。
よって優勝はスイリュー。確実に敗北だったのにスイリューが勝利という、スイリューのプライドがズタズタにされてしまった。俺はスイリューが嫌いなので非常に嬉しい。
ここで終われないスイリューは、「遊びは終わり、ここから本番だ」と言い放ち、無謀にもサイタマに全力で殴りにかかる。
圧倒的な力のサイタマに対してこれじゃ子供が駄々こねてるようにしか見えない・・・。かっこ悪いわコイツ。
サイタマの交わし方がめっちゃ面白い。
そして、闘技場を真っ二つにしてしまったスイリュー。さすがにこれは驚いたが、S級メンバーだったら余裕で出来ると思われる。プリズナーでも出来るだろー。
しまいにはめちゃくちゃニヤけてるサイタマ。
原作ガロウの時と同様である。
その直後、「冥躰空龍拳」とかいう技を繰り出したスイリューだが、興味ないのでここはカットで。
武術の何たるかは君にわかったかな?とキレ気味のスイリューに対し、武術を学ぼうとこの会場に出たサイタマが出した答えは・・・
でしょうね。
まさかのヒップアタック。
サイタマの無意識の尻アタックを直撃して、会場の端まで飛ばされてしまったスイリュー。
サイタマ強すぎだろ。漫画かよ。
スネックが、「サイタマ…なぜここに…」と、言っている。やはり彼にとってもサイタマは衝撃的な人物だったんだろう。当のサイタマはスネックのことなんて全く覚えていないわけだが。
そしてスイリュー。
サイタマはマジで、殺しにかかってしまっていたことがわかる。
「(ウジウジも考えたところで意味はない…。彼とこれ以上関わらなければいいだけだ。)」
この発言からわかるように、スイリューは、強くなりたくても死にたくはないという甘ったれた人間だということがわかる。
同じくサイタマに魂ならぬ玉を奪われそうになったソニックは、DVD特典OVA「こじれすぎる忍者」からもわかるように、サイタマに勝てるようにサイタマというトラウマから逃げずに猛特訓を積んでいる。
正直言ってしまうと、実際スイリューは怪人レベルに例えたら狼よくて虎だと私は考えている。
そして、ようやく怪人が会場にやってきた。
災害レベル鬼の「三羽ガラス」がロジー(誰)やデーブたちを掴んでどこかに連れて行こうとしている。
この三羽ガラスって、いつの日か忘れたが、サイタマにやられた怪人の死体を食っていたカラスではないだろうか?あの時も丁度三羽だったし。
ほんでもって災害レベル竜の「ゴウケツ」登場。
まず、気持ち悪い。絶対弱い。
「よし、お前ら怪人になれ」ということは、こいつも人工で作られた怪人の可能性が高い。
もともと、怪人というものは、その人間の妬み、憎しみ、悲しみなどの様々な負の感情によって怪人になるのである。
それを人工で作ってしまってはオリジナルに勝てるわけがない。「モブサイコ100」の爪の人工超能力者のそれと類似している。
さて、ようやく怪人が現れた。サイタマは未だ逃げているようだが、この場のメンツでどうするのだろうか?乞うご期待!
一つダメ出しをすると、スイリューの顔と体のムキムキ具合が合ってなかったから村田くんにはもう少し頑張ってほしい。